袴姿に似合う髪型とは

卒業式には袴姿で出席する、と定番付けた宝塚にある音楽学校の卒業式では、全卒業生の髪の毛は一つにまとめられていて緑の小さなリボンを付けています。

そして黒の紋付の着物を着ていて緑の袴を履いています。

そして手にはみんな同じ薄紫の包みにくるまれた、薄紫の花の花束を持っているのです。

背筋はピンとのばされていて、清潔感があります。

袴の長さは短めで足袋の上に揃えられていて、花束の持ち方や角度まで揃っています。

卒業生が並んで立っている姿はすべてが整えられています。

この黒い紋付に緑の袴はこの卒業後、宝塚の劇団に入った後も大切な式典などで劇団員の正装着として着用されます。

この劇団のファンにとってはこの正装姿を見るためにかなりの労力を使うそうです。

劇団員になってからは、正装の時の髪型は音楽学校の卒業式の時と同じで女役は皆一つにまとめられていますが、男役はリーゼントに変わっています。

このリーゼントは髪の毛1本でも額に落としてはいけぬと言う鉄の掟があるのだそうです。

袴姿の女性の髪型といえば、耳から上にある髪を一つに結ぶハーフアップと呼ばれる髪型で大きなリボンを付けているイメージが定着しています。

実際あの大正時代の女学校に通う袴姿の少女を描いた少女漫画の主人公は、玉ねぎのようにサイドの髪を膨らませたハーフアップで大きなリボンを付けていました。

最近の人達は金髪でも気にせず和装したりしますが、上手にレトロ感を出しているようです。

現代風と大正風をミックスした感じで、編みこみをして襟足部分で束ねる髪型や、ハーフアップにした髪型で毛先は巻き髪と言う風にかわいくアレンジしています。

今流行っている編みこみもルーズに編みこんでいくスタイルは、大正時代に流行った髪型とそっくりでかわいいですよね。

髪の短い人達はおかっぱ風にして片方の耳の上に大きな花を付けたり、ちいさなハットの髪飾りなどを付けています。

なかには耳の上から反対側の耳の上まで編みこみをしてカチューシャのようにしている人もいて、レトロ感を出しながら現代風にアレンジしています。